国際結婚するカップルにおいて、女性のほうが年上である、いわゆる逆年齢差カップルが近年ではとても増えていますが、日本の結婚においても同様の傾向がみられています。しかし現実では、女性のほうがかなり年上のカップルになると、奇異な目で見られることがやはり多いのです。まだこの世の中においては仕方のないことなのかもしれませんが、まだまだ世間の目は保守的なんだなあということを感じます。カナダ人の男性と国際結婚をした女性も、いわゆる逆年齢差カップルでした。好きになったら別に年齢差なんて気にしないという考えでしたので、第三者に2人の年齢のことを聞かれても、問われるがままに素直に人に話していました。
別に何か後ろめたいことなどは何もないのですから、隠す必要もないですよね。しかし、絶対に年齢について何か言う人はいるのが現実のようです。その何か言う人というのは全員日本人であるようです。たとえば、移民ビザをとってカナダで生活している人というのは、日本人的な考え方ではなく、比較的もっと欧米的な考えでリベラルな思考の人が多いと思っていたのです。少なくとも、そうしたライフスタイルが好きで、自ら日本を出て移住してきたのですから。
このことについてはまさに想定外、予想は完全に裏切られたことでしょう。逆年齢差に対する第三者の反応には、実に様々なものがありました。例えば、彼と年が近い日本人男性の場合、英語もペラペラでコンピュータ・エンジニアの仕事をしていて、カナダ人の友達も多くすっかりカナダの生活に溶け込んで、性格もよく、毎日カナダでのアウトドアライフを満喫していた彼が、年齢差を聞いたとたんに、
「若いツバメ?」と、何とも古風な言葉が彼の口から出た時には驚いたことと同時にがっかりな気分になりましたね。そして彼のような人でもこんなことを言うのかと呆れてしまいました。しかし、「若いツバメ」的な反応を示す人は、男性に多かったのです。女性が年上だと、どうも女の人が養っているといった勝手な偏見を考える日本人男性が多いみたいですね。